チョコザップ2ヶ月、怪我で中断。いつもなら辞めていた私が戻れた理由

こんにちは、ハルlaboです。30代のデータアナリストで、筋トレ・ランニング・水泳を週3〜4回続けています。そのうち筋トレを担当しているのが、月2,980円のチョコザップ。2026年4月12日に入会したので、ちょうど2ヶ月が経ちました。

正直に言うと、この2ヶ月はきれいな右肩上がりではありませんでした。途中で足の親指を怪我して、2週間ほど全部の運動が止まったんです。

そして、ここが自分でも意外だったところなのですが——いつもなら、こういう中断のあとはそのままフェードアウトしていました。なのに今回は、治った日に自然とまたジムへ向かっていた。

だからこの記事で一番書きたいのは、荷重が2ヶ月でどれだけ伸びたか、ではありません。止まっても戻ってこられたこと、続けられた理由のほうです。荷重が伸びたかどうかより、こちらのほうが、自分にとってこの2ヶ月の一番の収穫でした。なので前半に「なぜ続けられたのか」を書き、荷重のデータはその裏づけとして後半に置いておきます。

チョコザップを1ヶ月使ってわかったこと で1ヶ月分の荷重グラフを公開したとき、「3ヶ月分のデータが揃う頃に続編を書く」と予告しました。今回はその中間報告でもあります。

続けた2ヶ月は、きれいなグラフにはならなかった。でも、止まっても積み上がるものはあった。


目次

怪我で2週間止まった——いつもならここで辞めていた

結論:5月末から足の親指を怪我して、2週間ほど運動を全面オフにした。以前の私なら、ここでフェードアウトしていた。

まず、何が起きたかから書きます。

5月の終わり頃、足の親指を怪我しました。たいしたことないだろうと思っていたら、患部に血や膿が溜まって、皮膚科で処置してもらう羽目に。感染のリスクがあるあいだは、筋トレもランニングも水泳もサウナも、全部ストップでした。

こんなに長く運動から離れたのは久しぶりで、「せっかく続いてきたのに、ここで止まるのか」という焦りがありました。荷重の記録も、当然ながらこの期間はまっさらです。グラフにすると、ちょうど中盤に2週間ぶんの空白ができます。

続いていると思っていた2ヶ月実際の2ヶ月
毎週コンスタントに通った途中で2週間まるごと空いた
きれいな右肩上がり中盤に空白、復帰後に再開
順調な成功談止まったり、戻したりの混在

運動の継続って、こういうものだよなと思います。仕事が忙しい、体調を崩す、怪我をする——どんなに仕組みを整えても、止まる時は止まる。大事なのは止まらないことではなくて、止まったあとに戻ってこられるかのほうだ、というのが2ヶ月で一番実感したことでした。

問題は、ここからです。以前の私なら、「もういいや」となって、そのままフェードアウトしていた気がします。何度もそうやって運動をやめてきました。ところが今回は、治ったその日に「久しぶりに行けて嬉しい」という気持ちのほうが先に来た。これは自分でも少し驚いた変化でした。

何が違ったのか。振り返ると、理由は二つあったと思っています。

止まった時、いつもなら辞めていた。今回は、戻ってこられた。


辞めなかった理由①——記録が「やれば増える」を見せてくれた

結論:荷重を記録していたことで「行けば数字が増える」という実感が残り、それが戻る動機になった。発信していたことも背中を押した。

一つ目は、荷重を記録していたことです。

中断しているあいだ、何度か過去の記録を見返しました。鏡を見ても体型はそんなに変わっていない。でも、メモに残した数字は——チェストプレス20→35kg、ラットプルダウン25→45kg——確実に動いている。この「目に見える小さな進歩」が手元に残っていたから、「戻れば、またこの続きから増やせる」と思えたんです。

これがもし、何も記録していなくて「なんとなく通っていた」だけだったら、たぶん戻れなかった。止まった時点で、自分が何を積み上げてきたのか、証拠が何も残らないからです。記録があると、止まっても積み上げたものが消えない。それが、戻るときのいちばんの足がかりになりました。

もう一つ、自分でも効いていたなと思うのが、ブログやSNSで経過を発信していることです。続けている過程を書いている手前、ここで黙って辞めたら、書くことがなくなる。誰かに読まれるかもしれない前提で記録していると、自分との約束が少しだけ強くなる感覚がありました。

別に「フォロワーに見られているから頑張る」みたいな大げさな話ではありません。ただ、自分の継続を外に出しておくと、止まったときに『戻る』が少し選びやすくなる。これは始める前には予想していなかった効果でした。

数字が小さく伸びるのを見られたから、止まっても戻ってこられた。


辞めなかった理由②——どれか一つでも伸びればいい

結論:全種目を伸ばそうとしない。「どれか一つでも伸びればいい」というゆるい基準だから、止まった種目があっても続けられる。

二つ目は、完璧を目指していないことです。

正直に書くと、2ヶ月のあいだ、伸びない種目はいくつもありました。ショルダープレスは途中からずっと30kgのまま横ばい。バイセップスカールも15kgで止まっています。全部の種目を右肩上がりにしようとしていたら、止まった種目を見るたびに「ダメだな」と凹んで、たぶん続かなかった。

でも、自分のなかの基準はゆるくて、「今日はどれか一つでも数字が動けば、それでOK」にしています。「ショルダーは伸びなかったけど、今日はラットプルダウンが50kgいけた」——そう思えれば、その日は成功です。

このどれか一つでも伸びればいいという基準は、続けるうえでかなり効いていると思います。全部を完璧にやろうとすると、一つの停滞で全体を投げ出したくなる。でも「一つでも動けばいい」なら、停滞している種目があっても、ジムに行く理由が消えません。

「最小ルールで、追い込みすぎずに続ける」という以前書いた考え方の、モチベーション版だと思っています。伸ばすことより、続ける理由を自分から奪わないことのほうを優先する。

全部を伸ばさなくていい。どれか一つでも動いていれば、続けられる。


念のため、荷重データも置いておく(2ヶ月でどう動いたか)

結論:主要マシンの最大重量は、2ヶ月でおおむね倍になった。ただし初心者期の伸びだという前提つき。主役ではなく、ここまでの話の裏づけです。

ここまで「続けられた理由」を書いてきました。一応、その裏づけになる荷重データも置いておきます。主役ではないので、興味があれば、くらいの気持ちで見てください。

私が普段使っている主要マシンの、入会直後・1ヶ月後・2ヶ月後の最大重量を並べたのがこの表です。

マシン開始時1ヶ月後2ヶ月後変化
アブダクション20kg40kg45kg+25kg(2.25倍)
ラットプルダウン25kg45kg50kg+25kg(2.0倍)
チェストプレス20kg30kg40kg+20kg(2.0倍)
ショルダープレス15kg30kg30kg+15kg(2.0倍)
レッグプレス40kg50kg60kg+20kg(1.5倍)

変化率の大きい順に並べてみました。同じ2ヶ月でも、種目によって伸び方がかなり違うのがわかります。トップのアブダクションは2.25倍まで伸びた一方、レッグプレスは1.5倍、ショルダープレスにいたっては2ヶ月目は30kgのまま横ばいでした。さっき「どれか一つでも伸びればいい」と書いたのは、こういう止まる種目が実際にあるからです。

ちなみに、途中から使い始めたマシンもあります。ディップス(4月末から)は50→55kg、バイセップスカール(5月頭から)は10→15kg。記録期間が短いので、参考程度に見てください。

なぜ種目によってここまで差が出るのか——途中から始めた影響なのか、種目そのものの性質なのか——は、正直まだ整理しきれていません。今回わかったのは、上がりやすい種目と、上がりにくい種目があるということ。その理由は、3ヶ月目に改めて掘り下げます。

器具別重量推移(チョコザップ 2ヶ月)

正直に言うと、この伸びは自分の筋力が倍になったわけではありません。始めたばかりの時期は、筋肉そのものより「神経系が動きに慣れる」ことで扱える重さが急に伸びる、いわゆる 初心者ゲイン が大きい。1ヶ月目の記事でも書いたとおり、この勢いがこの先も続くとは思っていません。表の「2ヶ月目の緩やかさ」は、まさにその予兆だと思っています。

体型はすぐ変わらない。でも、扱える重さの数字は2ヶ月でちゃんと動く。


休養はプラスだったのか、マイナスだったのか

結論:筋力は意外と落ちず、種目によっては復帰直後にむしろ伸びた。でも心肺ははっきり鈍っていた。同じ休みでも、戻りやすいものと戻りにくいものがある。

2週間の休養が、自分の体にどう出たのか。復帰してみると、プラスとマイナスが、はっきり分かれて出ました

プラスに働いたこと:筋力は思ったより落ちていなかった

「2週間も空いたら、扱える重さも下がるだろう」と覚悟していました。ところが復帰初日、チェストプレスはむしろ5kg伸びて40kgに、ラットプルダウンも50kgに上がった。落ちるどころか自己ベスト更新です。

理由は正確にはわかりません。ただ、休んでいるあいだに体が回復して、それまで疲労で出し切れていなかった力が出た——という面はあった気がします。休養そのものが悪ではない、というのは素直な発見でした。

マイナスに働いたこと:心肺は確実に鈍っていた

一方で、息がすぐ上がるようになっていました。前と同じ重さを同じ回数やっているだけなのに、休む前よりずっと呼吸が苦しい。筋力は保てても、心肺の持久力のほうは2週間で素直に落ちるんだ、と体で理解しました。

しかも、それで調子に乗ったのが失敗でした。久しぶりの感覚が嬉しくて、最後のチェストプレスでつい追い込みすぎたら、吐き気が出るくらいきつくなった。「気楽に通えるジム」だからこそ、ブランク明けに張り切りすぎるのは危ない。これは 30代が運動を始めるなら何から? でも書いた「気楽だからこそ追い込みすぎる」の、まさに実例でした。

休養の影響戻りやすさ私の場合
筋力(扱える重さ)戻りやすい落ちず、むしろ伸びた種目も
心肺(持久力)戻りにくいすぐ息が上がる・吐き気まで

ここで効いてくるのが、筋トレが続かない人の「最小ルール」:30分と小さな進歩で続ける に書いた「30分を目安に、追い込みすぎない」という考え方です。ブランク明けこそ、最小ルールに戻る。落ちた心肺のほうから、無理せず積み直していく。それが2回目の中断を防ぐコツだと思っています。

同じ「休み」でも、筋力は戻りやすく、心肺は戻りにくい。落ちた方から地道に積み直す。


2ヶ月使って見えた、チョコザップとの距離感

結論:2ヶ月続けても、チョコザップの「気楽さ」と「物足りなさ」は表裏一体のまま。次のステップを考え始めたのが、2ヶ月時点の正直な心境。

最後に、数字ではなく気持ちの面で見えてきたことを書きます。

1ヶ月レビューの記事で、私はチョコザップを「続けるためのジムとしては最高クラス、追い込むためのジムとしては不向き」と書きました。2ヶ月使った今も、この評価は変わっていません。むしろ、「気楽さ」と「物足りなさ」が表裏一体だという感覚が、より強くなりました。

  • 手ぶらで家のそばに寄れて、ガチ勢がいなくて気楽 → だから続く
  • フリーウェイトがなく、周りに追い込んでいる人もいない → だから物足りない

このふたつは、どちらか片方だけ取り出すことができません。気楽さの代償が物足りなさで、物足りなさの裏返しが気楽さ。続けるための入り口としては、これ以上ない環境だと思います。

ただ、正直に書くと、2ヶ月続けたあたりから「もう少し上を目指したくなってきた」のも事実です。荷重の伸びがいつか頭打ちになったとき、フリーウェイトのあるジムや、誰かに見てもらうトレーニングが視野に入ってくるかもしれない。まだ具体的に動いてはいませんが、「次のステップ」を考え始めたのが、2ヶ月時点の心境です。

とはいえ、これは「チョコザップが物足りないからやめる」という話ではありません。続けられたからこそ、その先を考えられるようになった——という順番です。続ける土台がなければ、次のステップもクソもない。だから今は、チョコザップで2ヶ月積み上げた頻度と数字を、まずは大事にしようと思っています。

気楽さと物足りなさは表裏一体。続けられたからこそ、その先を考えられるようになる。


チョコザップを2ヶ月続けて、主要マシンの荷重はおおむね倍になりました。でも、その2ヶ月は怪我で2週間止まった、決してきれいではない2ヶ月でした。

それでも、いつもならフェードアウトしていたところを、今回は戻ってこられた。記録が「やれば増える」を見せてくれたこと、発信していたこと、そして「どれか一つでも伸びればいい」という基準。止まっても戻ってこられたことが、荷重がいくつ伸びたかよりも、2ヶ月で一番の収穫でした。

3ヶ月分のデータが揃ったら、器具別の荷重推移をグラフでまとめて、「初心者ゲインは本当に続くのか」「種目で伸びやすさが違うのはなぜか」「停滞をどう抜けるのか」を改めて検証する予定です。

これからチョコザップを始める30代の人がいたら、最初の2ヶ月は荷重の数字だけメモしておくことをおすすめします。途中で止まる日が来ても、メモした数字は消えません。戻ってきたとき、その数字が「ここまで積み上げたんだ」という、続けるための証拠になります。

続けているだけで、十分すごい。

ハルlabo

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この記事を書いた人

継続ラボ運営。30代の会社員データアナリスト。チョコザップ・週1ラン・市民プール・ハーフマラソンを実践中。Polar Verity Sense の心拍データを使って「速くなくても続けるコツ」を発信しています。

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